子供のアトピー性皮膚炎の治療と経過

2015.03.26 Thursday

0
    治療室に来てくれている、小さな患者さまの症例です。
    2歳になる男の子ですが、背中全体とお尻に皮膚炎があり、赤みと痒みがありました。
    とっても元気な男の子で、初めての人や場所でも人見知りすることなく、
    はじける笑顔でナチュレに来室してくれました。
     
    トコトコとキャッキャと、治療室内を元気に走り回っていますので、そのちょっとした隙に
    舌を診たり、脈を診たり、腹診を診て、身体の状態を観察します。
     
    初診の舌診では紅舌(こうぜつ)が現れていました。
    これは、赤みの強い色の舌で、実熱(じつねつ)や陰虚による虚熱(きょねつ)を意味しています。
    どういうことかと言いますと、身体や皮膚を潤す陰分が不足している状態を現します。
    そして、余分な熱が身体にこもったりしている状態です。
    日常生活では、皮膚の乾燥があり、夜の睡眠時間が少なく遅いと悪化します。
    また、便秘気味でカチカチの便が出てしまう傾向にあります。
     
    やはり、お母さんから詳しくお子さんの様子を聞くと、便秘がちであり、夜の入眠時間が遅めでした。
    前にもブログで書いたのですが、腸と肌の状態は密接な関係があり、アトピー体質の子は、まず、便秘を改善しないといけません。
     
    初診時の様子です。↓
    背中全体に痒みと赤みがありました。


     
    最近の様子です。↓
    初診から約一か月半後の4回目治療の時の肌です。
    排便も以前に比べ整って来たとのことです。

     
    子供は、少しの環境の変化で排便リズムは崩れ、肌に影響してしまいます。
    肌を潤し、排便リズムを整えるような小児鍼灸を続けることで、次第に肌も整ってきます。
    これからも健やかな日々のお手伝いができればと思っています。


    ブログ記事にご協力くださった、お母さまとH君に感謝いたします。

    治療室ナチュレ 
    www.nature-holistic.info