子どもへの鍼治療。

2014.12.23 Tuesday

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    「小児鍼灸(しょうにしんきゅう)」

    とは、子どもへの鍼灸治療のことなんですが、
    鍼灸師は、人へ、もちろん子どもへも鍼治療はできます。
    けれども私が思うに、子どもへの治療には、とても特別な感覚と感触があると思うのです。


    (小児鍼灸の治療室での風景。 何もしていないように見えますが、右手の中にこっそり鍼を持ち、肌へ触れています。)

    色々流派なるものありますが、私は大人の治療でも皮膚を読むことを大事にしていて、
    むやみに刺さずに、肌に聞いて治療の場所を決めていくのですが
    子どもの場合はより敏感な反応が現れるので、丁寧に素早く治療の場所を読み取れるようにならなければと、
    勉強の必要性を感じていました。

    そんな思いから、「大師流小児はり」の勉強会に参加し、2年がたちました。
    大師流小児はりは、三稜鍼(さんりょうしん)という鍼を、刺さずに肌に当て、
    緊張している場所を落ち着かせることで効果のあるアプローチ法です。

    西日本、特に大阪では子どもの鍼治療では「大師流」はとても有名です。


    (こちらが三稜鍼。 鋭い鍼先で、瀉血(血を出す)や腫れ物を切開するのに使われてきたもので、
    扱い方には気をつけなければいけません)


    少し詳しく話すと、
    夜泣きや、疳の虫の強い子どもだと、首の付け根が緊張していることが多いので、
    そういうところに鍼をやさしく当てます。
    便秘や下痢などお腹の症状の子の多くは、仙骨のあたりに緊張があるので
    そういう反応のあるところにアプローチするのですが、瞬時に変化する肌の変化や、
    感触が解るようにならないといけません。
    その治療する手を鍛えるための2年間でした。

    先日、都内で大師流はりの講習会を受けてきました。
    東京•関東地方で受けれる講習会は今回で最後になります。
    ここからは自分の治療室で経験をさらに積んで、日々精進し、
    頑張っていきたいと思います。


    (講習会の様子は撮影できなかったので、看板だけでも載せてみました)

     
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